飯舘村長が村の将来をつくる!

公開質問状【回答】補足・追加分含む

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回答者(飯舘村長選挙立候補予定者)

■菅野 典雄(かんの のりお)さん (佐須行政区)

■佐藤 八郎(さとう はちろう)さん (深谷行政区)

※回答記載順は、当会に届いた順です。公開質問状回答依頼文・資料等はこちらです。
※「茶色の文章」は、9月23日に送付した公開質問状(補足・追加分)の回答です。佐藤八郎さんのみ補足・追加分の回答がありました。

1.『飯舘村住民意向調査 調査結果(速報版)』(平成28年2月19日復興庁・福島県・飯舘村発表)において、村民から要望のあった下記(1)(2)について、ご意見等をお聞かせください。

(1)『飯舘村に戻る場合に、今後の生活においてどのような支援が必要と考えますか。』の問いに、村民からの回答が多かった下記5項目。

①「生活が安定するまでの補償の継続」について

■菅野 典雄さん
○生活支援制度の確立 ⇒賠償にはおのずと限界があるため、営農や商工業を再開した場合の減収分を一定期間補てんする制度を国及び県に強く要望
○営農や商工業再開に伴う支援 ⇒国県補助残の一部について、村単独による支援(陽はまた昇る基金の活用)
○有害鳥獣対策 ⇒イノシシ被害防止のための電気牧柵設置への補助
○保育料・給食費の一定期間の減免
○村営住宅入居者への家賃補助

■佐藤 八郎さん
○精神的慰謝料の継続か、それに代わる生活補償を求めます。
○生業(臨時雇用の場を含め)の再生に力を入れ、収入不足への補償も求めます。
〇原発事故による損害がなくなるまで、精神的損害賠償、営業損害賠償などの賠償の継続を、国、東京電力に求めます。
村民の声を尊重し、要望に応じて事業を行います。

②「医療、介護福祉施設の再開や新設」について

■菅野 典雄さん
○いいたてクリニック ⇒9月1日再開済み(当面火・木の午前中でスタートしたが、村民の帰村状況を見据え、随時診療日を増やす予定)
○いいたてホーム ⇒介護員の不足から、従来のショートステイ、訪問介護、訪問入浴、デイサービス等を休止しているが、高齢者の帰村が多く見込まれるため、介護員を全国から公募しこれらの介護サービスを再開させたい。応募があれば、介護員の住宅3戸を確保済み。
○村外の介護サービス業者との連携 ⇒いいたてホームの現状が介護員の不足から極めて厳しい環境にあるため、当面南相馬市、川俣町などの介護サービス業者と連携し実施できるよう努力したい。

■佐藤 八郎さん
○現在受けている医療費無料化(検診・検査・治療)の継続を求めます。
村民の声を尊重し、要望に応じて事業を行います。

③「住宅の修繕や建て替えへの支援」について

■菅野 典雄さん
○東電による「住居確保損害賠償」の活用指導
○高齢者のため自宅の新築やリフォームができない方については、村営住宅に入居できるよう対応
○太陽光発電施設設置者に対する補助支援

■佐藤 八郎さん
村民の声を尊重し、要望に応じて事業を行います。

④「被ばく低減対策」について

■菅野 典雄さん
《内部被ばく検査》
○ホールボディカウンターによる継続検査の実施
○甲状腺検査の継続実施
○食品検査機器(非破壊式⇒刻まず測定できる)公共施設及び集会所等に設置
○放射線に対するリスクコミュニケーション対策の徹底
《外部被ばく検査》
○個人線量計の配付と線量管理(データーの蓄積と情報提供及び訪問指導)
○放射線に対するリスクコミュニケーション対策の徹底

■佐藤 八郎さん
○除染(放射性物質の除去と隔離)は、村民が合意できるまで完全除染を求めます。
○放射能汚染物への対応(搬出・処理・計画)を国に確認し、村民にきちんと報告します。
村民の声を尊重し、要望に応じて事業を行います。

⑤「商業施設の再開や新設」について

■菅野 典雄さん
○共同店舗の早期設置(商工会と協議)
○移動販売車の運行
○ふくしまコープマートとの連携による宅配サービスの提供
○道の駅「までい館」内にコンビニ、直売所、飲食コーナー、花卉販売展示コーナー等を設置
○葬儀場の設置(旧月電工場内を改修・運営はJAふくしま未来に委託)

■佐藤 八郎さん
○自然活用(山菜、きのこ、原木、森林、直売所出荷など)しての収入不足への補償も求めます。
村民の声を尊重し、要望に応じて事業を行います。

⑥その他、飯舘村に帰還する場合の支援に関してご意見等があれば、⑥として、ご意見等をお聞かせください。

■菅野 典雄さん
記載なし

■佐藤 八郎さん
村民の身体・健康状況によって、村外への通院が必要なので定期的に買物・通院含めた行政サービスの実施。生業再開含め雇用(仕事)の場つくりが必要。
この原発事故での対応は、初めに自然環境における放射性物質の降散された実態調査が必要であり、そして除染により、できる限り危険毒物を除去・隔離することです(今からでも仕事づくりとしても必要)。戻る方々の要望があれば、村中心地に集合(共同)住宅が必要(日中は自宅、夕方から朝まで集合住宅の生活)

(2)『(飯舘村へ戻らないと決めている方)今後、どのような支援を望みますか。』の問いに、村民からの回答が多かった下記5項目。

①「原発災害に関する補償の継続」について

■菅野 典雄さん
○一律の賠償にはおのずと限界がある。各家庭の諸事情による個別のケースでは、賠償の継続は可能と思われる。また、賠償の請求漏れがないよう周知するとともに、弁護士等による定期的な相談会も実施する。

■佐藤 八郎さん
○精神的慰謝料の継続か、それに代わる生活補償を求めます。
〇原発事故による損害がなくなるまで、精神的損害賠償、営業損害賠償などの賠償の継続を、国、東京電力に求めます。
村民の声を尊重し、要望に応じて事業を行います。

②「自宅・土地等財産の維持管理に関する支援」について

■菅野 典雄さん
○個人に関する財産の保全管理は、原則個人となるので行政の支援は難しい。ただし、空き家の利活用については、今後検討したい。
○農地の保全管理については、各行政区に復興組合が設立されているため、管理できない方のために代行することは可能

■佐藤 八郎さん
村民の声を尊重し、要望に応じて事業を行います。

③「健康管理への支援(総合検診、放射線に関する検診)」について

■菅野 典雄さん
○住所要件が基本となるが、住所を移動しないで村外に住んでいる方については、今までと同様の健診が受診できる。ただし、住所を村外に移動した場合は、移動した自治体の健診を受診することとなる。(自治体ごとに健診の内容が異なる)

■佐藤 八郎さん
○現在受けている医療費無料化(検診・検査・治療)の継続を求めます。
村民の声を尊重し、要望に応じて事業を行います。

④「情報提供の継続(広報誌・お知らせ版等)」について

■菅野 典雄さん
○帰村、移住に関わらず広報紙、おしらせ版,各種イベント等の情報は継続して提供する。また、村のホームページを充実させ、いつどこにいても村の最新情報が得られるよう努める。

■佐藤 八郎さん
村民の声を尊重し、要望に応じて事業を行います。

⑤「借上げ住宅制度(家賃補助)の延長」について

■菅野 典雄さん
○仮設・借り上げ住宅の入居期限については、原則避難指示解除後1年間となっているが、解除後1年では、将来の見通しや準備ができないため、3年程度の猶予期間を設けるよう国及び県に強く要請する。

■佐藤 八郎さん
○住宅支援の打ち切りをやめさせ、自立して居住できるまで住宅支援を継続します。
村民の声を尊重し、要望に応じて事業を行います。

⑥その他、飯舘村に帰還しない場合の支援に関してご意見等があれば、⑥として、ご意見等をお聞かせください。

■菅野典雄さん
記載なし

■佐藤 八郎さん
村内に存在する自宅・土地等への負担軽減。村民の方々が居住している地域(村外)に村民交流相談支援施設(例えば、相談所やふれあい館等の名称)を設置し、中長期的に村民とのコミュニティを継続し、故郷への思いや生活支援に応えてゆく。

2.いいたてまでいな復興計画(第5版)の重点4分野における今後の取り組み等について、ご意見等をお聞かせください。

①「教育」について

■菅野 典雄さん
○村の将来を担う子供の教育は、村にとっても最重要課題と言っても過言でない。当面、飯舘中学校を核として平成30年4月に村内で再開される幼稚園・小学校・中学校の連接による飯舘ならではの学校等の施設整備と教育の質(学力向上、世界に羽ばたける人材の養成など)を高めるための教育環境の整備。
○村から1時間以内で通学可能なエリアについては、スクールバスを運行。
○子供たちに見聞を広めるために、国内外の研修の場を設定。
○までい塾(学習塾)の開講。
○預かり保育・学童保育の継続実施
○生涯学習・社会体育の充実強化
○伝統文化の伝承への支援

■佐藤 八郎さん
村内における子どもへの対応は、現在状況下では村内に戻すべきではありません。施設内での年間1ミリシーベルト以下では、子どもの健康は安心安全とはなりません。

②「暮らし」について

■菅野 典雄さん
○村営住宅入居者への家賃補助
○雇用の場の確保
○高齢者の見守りと配食サービスの提供
○高齢者の2地域居住「夏山冬里方式」の検討(夏山⇒春、夏、秋は自宅で・冬里⇒冬は村の中心地で村営住宅等による共同生活)
○行政区コミュニティ維持のための支援
○防犯・防災体制の強化
○各世帯に双方向の通信機器を導入し、村の情報と村民からの連絡など、お互いに情報を共有できる体制を早急に整備する。

■佐藤 八郎さん
暮らしには仕事、コミュニティ、インフラ整備等課題があり、もっともっと村民の声・願いをきちんと聞き、緊急なもの、要望多いものなど十分な協議が必要であり、経済的な安心・安全政策(国・東電責任による)が求められています。
公正・公平な行政実現。

③「健康・福祉・高齢者」について

■菅野 典雄さん
《健康》
○総合健診・内部被ばく検査・外部被ばく検査の継続実施と受診率の向上併せて、結果に基づく相談会の開催。
○健康教室・健康講座による予防医療の徹底
○各種スポーツ教室・大会の開催
《福祉》
○社会福祉協議会・民生委員・日赤奉仕団等福祉団体との連携による各種福祉サービスの充実(地域お助け合い事業ほか)
○生活困窮者に対する支援
○障がい者世帯及び一人親世帯に対する支援
《高齢者》
○高齢者でも働くことのできる雇用の場の確保
○元気老人の集えるデイサービスの実施
○配食サービスなどによる安否確認
○趣味の場の提供(手仕事・グラウンドゴルフ等のスポーツなど)
○共同住宅の検討(仮設住宅の延長的な発想)
○生きがい農業への支援

■佐藤 八郎さん
避難していての村民の状態からは、多種多様な施策が求められますが、戻る人には村外への足の確保など、戻らない人には継続した支援と定例化したコミュニティの場づくりが必要となります。
『村民が主人公』の村づくり、村民生活実現です。

④「農地保全・営農再開」について

■菅野 典雄さん
《農地保全》
○農作物が栽培できない期間及び農業を再開しない農家に対する農地の保全管理を各行政区で設置している復興組合もしくは農地保全管理会社(今後検討)による保全管理の徹底
《営農再開》
○既にイチゴ・花卉などの園芸作物や畜産再開の動きがみられ、今後さらに再開の動きが加速されるものと思われる。国県の補助支援に加え、村としても積極的に支援する。
○営農再開にあたって、除染後の地力回復や暗渠排水、用排水路、ため池等の整備が急務となっており、早急に計画を立て実施に移す。
○営農再開にあたってヤル気のある農家に対しては、必要な施設、農機具等についても国県の補助を有効に活用し、また補助残の一部についても村が支援する。
○農業従事者の高齢化、後継者不足が深刻となっており、都会や村外からの若手就農希望者を募り、農業の活性化を図る。
○農家の後継者不足により、遊休農地が多くなることが予測されるので、農地の賃貸借(農地の保有合理化)について、検討を加える。
○獣害(イノシシ、サル)による影響が心配されるため、捕獲隊による捕獲とイノシシへの対策として、電気牧柵設置への補助支援
○生きがい農業のためのパイプハウス設置への補助支援

■佐藤 八郎さん
除染と避難していての災害などにより、循環型農業によりつくりあげた土は営農再開にむかないものになりました。田・畑の排水(暗渠修繕など)、土づくり、農地管理と山積みであり、村内全域を考えての土地利用・管理計画が必要である。

⑤その他、上記4分野以外に、重点的に取り組むべき分野に関してご意見等があれば⑤として、ご意見等をお聞かせください。

■菅野 典雄さん
記載なし

■佐藤 八郎さん
『正論言ってたら前に進めない』とした5年6カ月をきちんと総括して、正論により村民との協働により歩むことであり、村が「戻る」「戻らない」等、同じ村民を分けることなく、現在における実態(自然環境・放射能汚染物・村全体の約15%の除染実施等)を明確にし、安心・安全となるまで国・東電に責任と役割りを果たせることです。
○年20ミリシーベルト帰村は許されない。法律で決められた年1ミリシーベルト以下にする。
○加害者(国・県)に分けられた区域、除染、賠償などを見直し、飯舘村は区別なく公平になるように求めます。
○飯舘村の「汚染状況(線量、土壌調査)実態調査」をし、完全除染のための雇用の場を作ります。
○情報公開を徹底し、村民に「見える」「わかる」村政とします。
○国・県が1年ごとの事業としているため、「先が見えない」「計画も立てられない」不安の改善を求めます。
○行政機構を改善し、「相談・健康・除染」等、村民のためになる「見える」「わかる」窓口にします。
○同じ被害を受けた地域の方々と手を結び、加害者に責任と役割りを果たせます。
○重要なことは住民投票で決める。常に住民の声・提案を集めて実現していく。説明会資料は必ず事前に配布する。
○村民参加型の策定委員会を設置。公正公平なアドバイザーの選出。その最終決定は村民自身が行う。
〇医療・介護の保険料や利用料の無料化の継続を求めます。
〇各仮設住宅、借上げ住宅で居住する村民のみなさんの地域、市町村に出向いて「村長の出前相談会」をもちます。

その他

■菅野 典雄さん
今回、公開質問状に上記のとおり回答しましたが、まだ多くの課題も残されており、回答しきれないものも少なくありません。また、実現するにあたっては議会の承認が不可欠であり、議会の承認なしでは一歩も前には進めないこともご理解願えればと思います。ついては、村民に対し実現することが極めて難しいことについては、あえて村民受けする無責任な回答はできませんでした。

■佐藤 八郎さん
現在、村民にアンケートを送って要望等をお聞きしている状況であります。その要望を受けて、政策等を検討しています。

村民から届いたアンケートに記載されていた要望等の一部を紹介します。
村民の声を大事し、村民と一緒に検討し、多くの村民のご理解のもと事業を進めていきます。

(除染)
不満、不安。ため池・排水路。除染ゴミ撤去。完全除染。1ミリSV/年。
山林・原野はどうする。村内どこにも行けるよう除染進めてほしい。自分の周りにホットスポットあり。
除染にも不公平がある。
政府に要求するだけでなく、住民自身による徹底除染。めやすは法律による年間1ミリシーベルト以下に。学校の再開時期は、その結果によって父母とともに決める。

(健康)
被ばく不安。医療無料化。検査不十分なので徹底した検診を。
生涯検診と全世界への結果公表
最低でも血液と尿による内部被曝検査を実施し、生涯にわたる無料検診と治療。

(行政)
何でもやる課。改革。村民の声聞け。村民に見えるわかる行政にしてほしい。
村・議会にプラス村民によるビジョン委員会での計画づくり。箱物づくりやめろ。これまでのまとめと検証を。
国言いなりやめてほしい。村長のパフォーマンスやめて「村民主人公」に。
住民相談窓口を新設し、各種の補助と支援により、事業と生活の再建。
これまでの行政を根本から変え、村民との徹底した対話を行い、自治組織を再編成。そのもとで、新たな村民自身によるむらづくりビジョンを作成し、共同してこれを進める。

(賠償)
完全、元の生活となるまで賠償、風評被害無くなるまで、公正公平な賠償。収入減と慰謝料は続けてほしい。
加害者を明らかにし、村民の被曝量を正確にし、将来にわたる完全賠償を行う。避難住宅補助の継続。

(再生)
種苗会社の育苗センター→県などの農業試験場の設置。耕作放棄地対策。
働く仕事場。山菜・きのこ食べられる生活。

(住宅)
修理、改築の補償

(情報公開)
情報公開の徹底

(避難)
現状では原発に危険存在するので避難準備必要。加害者決定するものでない。

****以上で、アンケートによる要望等の一部の紹介を終わります*****

 

村政の2つの転換
・「村民の声を聞かない村政」から「村民の声を聞き、村民によりそう新しい村政」への転換
 避難指示解除への疑問が広がる村民の声にもとづいて、避難指示解除はいったん撤回し、住民合意にもとづいてすすめます。その間に、「村に戻りたい」村民の思いにこたえるために、「準備宿泊」の延長など、弾力的対応を取っていきます。

・「国、東電の責任を明らかにし、その責任を果たすことを求める村政」への転換
 国、東電が自らの事故の責任を認めて謝罪し、被害者と誠実に向きあってはじめて村民の思いと要求が全面的に解決できる道が切り開かれます。そのことを求める村政へ切りかえていきます。

私の信条
 一人はみんなの為に、みんなは一人の為に、
 この村が暮らしやすい村になる様に
 今日より明日へ希望を持って生きていける様に、
 どんな時も 村民と共に歩む

 

 

以上で、公開質問状への回答、公開質問状(補足・追加分)への回答の紹介を終わります。

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